製造物流拠点「今立事業所」
コンセプトは「ひとつ屋根の下」
もともと東大阪に本拠をもつ当社が福井県の越前市に製造物流拠点を設けたのは、分散していた工程を文字通りひとつ屋根の下に集め、連携を強化するためでした。業容が拡大したため、今では二つ屋根の下になってしまいましたが、連携の基本構造は変わっていません。
作る・組み立てる
先進的な生産設備をフル活用。
【成形技能士】
若者の多い職場ですが、若くても実は精鋭ぞろいです。特級が10名、1級27名、2級10名。現場の8割以上が国家資格である射出成形技能士の有資格者で占められています。
【自動原料供給システム】
樹脂原料を自動的に安定供給。人手による作業を低減し安全性を高めます。
【生産管理システム】
すべての成形機に専用端末を接続。リアルタイムで生産をコントロールします。
【ウォーターレスシステム】
従来のクーリングタワーなどによる冷却装置とは違う循環式のシステムで、水を浪費しません。
【断熱カバー】
射出成形機のシリンダに断熱カバーを被せることで機械の発熱ヒーターや空調の電力使用量を抑え、省エネ効果をもたらします。
【天井】
成形工場にも天井が張られています。なんでも無いような事ですが、骨材ムキ出しの屋根などと違い、ホコリ混入等による不良防止になっています。
【組立加工場】
最後の仕上げの工程は繊細な女性達の目と感性が頼りになります。
【品質管理】
全ての行程において品質のチェックをしておりますが、試験室では例えばシール容器の場合、逆さにしての水漏れチェックをおこない、密閉度を検査する等、品質向上に努めています。
保管する・出荷する
ロジスティクスの力で100円ショップのバックヤード機能を果たしています。
【バーコード検品】
ピッキングされた商品は誤出荷が無いよう、バーコード検品を経て出荷されていきます。
【ピッキング場】
ピッキング場からは、内装単位で製品を詰め合わせ、次々と出荷されていきます。冷暖房完備の快適な職場でスタッフがいきいきと働いています。
【保管倉庫】
物流担当者達も研究熱心。ビジネスキャリア検定で資格取得したロジスティクス・オペレーションや管理の知識を活用し、効率よく倉庫業務を運営しています。
【事務室】
当社はメーカーではありますが、基幹システムは卸売用のものをベースとし、電子受発注やバーコード検品等との連携で高精度の出荷体制を築いています。