モノを作って、
身近な世の中の役に立つ。
当社は先代社長・中谷政義によって創業されたプラスチック製家庭日用品のメーカーです。本社を東大阪市に、製造と物流の拠点を福井県の越前市に置いています。大阪人の柔軟な発想と積極性、越前人の真面目でねばり強く丁寧な仕事ぶりが当社の強みです。
当社の製品はすべてが日本製です。国内での製造にこだわりつつ、低価格でお値打度の高い生活用品をご提供していくこと。価格の安い輸入品が全盛の今般、それは至難の事のように思われるかもしれません。しかし、我々は進んだ製造設備を積極的に導入し、生産技術と物流機能を向上させていくことで、それを成し遂げて参りました。
企業は経済的な機能体としてこの社会に存在しています。その経済という言葉の原典は中国の古典に拠ります。経世済民「世を経(おさ)め、民を済(すく)う」。つまり多くの人がより豊かに、楽しく、安心して生活していけるようにすること。これこそが経済活動を行っていく上での原点だと我々は考えます。
経済性を追求するということ。それは財貨の交換を通して世の中が豊かになっていくということ。この経済の本来の意味に沿い、よりよい製品を作り、生活者の皆様にお届けする。そして、自分自身もさらなる成長を志向し、より豊かになっていく。身近な世の中の役に立つことを常に心がけ、皆様にとって真に役に立つ企業を目指し、我々は真摯な企業努力を続けてまいります。今後ともナカヤ化学産業にご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
ナカヤ化学産業株式会社 代表取締役中谷 至孝
経営の指針
生活者の役に立つ
我々の努力の最終的な形は製品という姿になって現れます。その製品は、生活者に便利さ、楽しさ、経済的なメリットをお届けするために作られたものです。我々はまず、生活者の役に立つことが自分たちの使命であることを自覚しなければなりません。
社員の役に立つ
良い製品を生活者に安定してお届けしていくには、社員が安心して働ける環境を築く必要があります。賃金や休日も含め、地域でも最上位の待遇を社員に提供できるよう努めなければなりません。また、社員がその能力を最大限に発揮できるよう、教育・訓練体制も整えなければなりません。
国、地域社会の役に立つ
企業を永続させるべく、財務の健全性を高めるには、自己資本比率を上げる必要があります。会社の営業活動の中で自己資本比率を上げていくには、無意味な節税などせず、愚直に税引後の利益を内部留保として積み上げていくしかありません。つまり適切な納税を通して国家や地域社会の役に立つことは、自らの健全性を高めていく上でも大切なことであると考えなければなりません。